山梨県にある身延山久遠寺は日蓮宗の総本山。 甲斐から駿河へ抜ける山深い地にあります。いままでは国道を使ったり、JR身延線を使ったり、いずれにしても愛知県からの日帰りは過酷と思われる行程でした。近年 新東名の開通や中部横断道の一部が開通した為、ぐっと近くに感じられます。火野正平の旅番組 こころ旅 においてこの三門(山門ではない)の前を通りがかった事も、ここを訪れようと思ったきっかけです。ロープウェーを使って奥ノ院に行けば、日蓮上人お手植えといわれる杉の巨木があります。いままで誰それのお手植えと言われたものは、まゆつば物感がありましたが、この杉の巨木は700年以上の時の流れを感じさせ、周囲に神聖な気配を漂わせていました。ただ岡崎から東名清水経由 身延山。帰りは甲府方面から中央道まわりのドライブは合計500キロの修業の道でした。