岡崎市の3年生社会科の教科書に弊社の事が取り上げられています。岡崎の産業についての学習です。 弊社の事が取り上げられて10年以上がたちます。
繊維産業は岡崎の伝統産業で、戦前戦後を通じ岡崎市の屋台骨を支えてきました。2000年頃まではまだ数多くの事業所があり、13の繊維組合がそれぞれの加盟企業を抱え岡崎市の経済を支えておりました。弊社の加盟する和紡績組合も当時は200社を超える企業がありましたが、現在は数社が残っているのみです。バブル後の円高不況などで国内製造業に逆風が吹き荒れた結果ですが、実に残念なことです。
教科書には小学生が工場を訪れ、リサイクルされる繊維から軍手という作業手袋が出来るまでを学習するといった内容です。持続可能な社会の実現が叫ばれる中で、100年以上前から繊維リサイクルを手掛けてきた岡崎の繊維産業について知識と理解を持ってもらいたいものです。
令和3年に改定されていますが、初版から10年以上経過し、学習の内容は経済から歴史へと移ったと言っていいかもしれません。